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2009年に自身初となる西武ドームでのライブを成功させた水樹奈々さんが、今年も真夏の西武ドームでライブを開催。しかも今回は、7月24日(土)・
25日(日)の2days公演にスケールアップ! 「NANA MIZUKI LIVE GAMES
2010」と題された今回のライブは、1日目“RED STAGE”と2日目“BLUE
STAGE”でセットリストを大きく変更。ゲームをイメージした映像やパフォーマンス、西武ドームならではの大掛かりなセットなど、会場を埋め尽くした
ファンを楽しませるための仕掛けがふんだんに散りばめられた、遊び心満載のライブとなったこの記事では1日目“RED STAGE”の模様をお伝えする。
ライブタイトルに“LIVE GAMES”とあるように、今回のライブは“ゲーム”がテーマ。RPGに登場するような城をイメージさせるステージ、そこから左右に半円状に延びるせり出し、さらに中央にはアリーナを縦断する花道と、その巨大なセットは圧巻の一言だ。
ライブの幕開けを告げるムービーがスクリーンに流れると、“RED
STAGE”ライブグッズの赤いTシャツやタオルを身に着け、盛り上がるための準備は万端といった様子の観客たちのボルテージは急上昇! 総立ちになっ
て、水樹さんを迎えた。ステージに現れた水樹さんは、“紫色を基調にした絢爛で妖艶な衣装で、その衣装のイメージ通りに、「Orchestral
Fantasia」、「DRAGONIA」、「WILD
EYES」といった、セクシーで大人っぽい曲が続く。最初は会場前方のメインステージに登場した水樹さんだったが、そのステージの一部が持ち上がり、その
ままアリーナ中央の花道上を移動。さらにその花道の両脇からは水が噴き上げるという、その派手な演出に、観客は度肝を抜かれていた。
「What
cheer?」ではたくさんの子供ダンサーが登場。ステージを中心に、左右に半円状に広がるステージいっぱいに並び、スケールの大きな応援歌であるこの曲
をさらに盛り上げる。さらにもう1曲、ダンサブルな「SCOOP SCOPE」、そして「パノラマ-Panorama-」を歌うと、ここで“cherry
boys”メンバーを某有名RPGのパロディ映像にのせて紹介。
次の曲のイントロが流れ始めると、スクリーンにトロッコに乗った水樹さんが映し出される。しかし一体どこに!?と観客がドーム内を見渡すと、スタンドの
通路に水樹さんの姿が。トロッコに乗ってスタンド通路をゆっくりと進みながら、「Young
Alive!」「RUSH&DASH」を歌うというこの驚きのパフォーマンスは、より多くの人と触れ合いたいと、水樹さん自身が企画したものだ。
次は少し雰囲気を変えて、しっとりと、そして切なく、「夏恋模様」、「ray of
change」、「リプレイマシン-custom-」を歌う。オープニングから熱い曲の連続で、ドームの温度は上がる一方だったが、ここでようやくクール
ダウン。しかし、ダンサー紹介の後に流れ出したイントロは……「POWER
GATE」! 会場は再び、汗が噴き出すほどの熱い空気に、一瞬で覆い尽くされた。ここで水樹さんが着ていた衣装は、花をモチーフにしたピンク色の、どこ
かで見覚えがあるもの。これは水樹さんが出演している、『ハートキャッチプリキュア!』の“キュアブロッサム”の衣装。この格好になったからには、歌うの
はもちろん「ハートキャッチ☆パラダイス」! ブロッサムやマリン、ダンサーの子供たちと一緒にダンスを踊る姿は、嬉しさでいっぱいといった様子だ。
「今度はとびきりセクシーにいきますよ?」という言葉通りに、セクシーに「DISCOTHEQUE」を歌うと、一旦ステージから姿を消す。そこでスク
リーンに映し出されたのは、水樹さんが宇宙基地から脱出を図るという、ドラマ仕立てのムービー。ラストシーンで、自らの戦闘機“ARCADIA
7”を奪還し、見事脱出を果たすと、今度はステージ上にリアル“ARCADIA 7”が登場!
“ARCADIA 7”に搭乗した水樹さんは、そのままアリーナ中央の通路を突っ切りながら、「NEXT
ARCADIA」を歌った。そしてここで、PV集「NANA
CLIPS」の新作が発売されること、その新作には2008年に新宿コマ劇場にて行われた、水樹奈々座長公演の完全版が収録されることが発表され、観客か
らは大きな歓声があがった。
いよいよライブは終盤戦に突入。「ETERNAL BLAZE」ではアリーナもスタンドもウルトラオレンジ一色に染まり、「BE
READY!」ではステージも客席も一体になってタオルを振り回す。そしてさらに激しく、「ミュステリオン」、「悦楽カメリア」、
「UNCHAIN∞WORLD」を歌うと、ライブ本編は早くも残り1曲に。
その曲は、水樹さんにとって最も大切な作品のうちのひとつ『魔法少女リリカルなのは』シリーズより、『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE-THE BATTLE OF ACES-』OPテーマの「Silent Bible」!
アンコールでは「恋の抑止力-type EXCITER-」、「Dancing in the velvet
moon」というダンスナンバーを続けて歌うと、再び“ARCADIA
7”に搭乗して、「Astrogation」を。ここでもう一つ新情報、水樹奈々座長公演の第2弾開催が決まったことを発表。前回の会場は憧れの舞台“新
宿コマ劇場”だったが、今回の会場は、水樹さんが堀越学園の入学式で初めて行った、水樹さんの原点とも言える想い出のホール“中野サンプラザ”。そんな驚
きの発表を終えると、熱い熱いライブもついにラスト1曲に。
「私の歌は冬の歌が多いんですが、最後はこの歌がいいんじゃないかと思って選びました」という「星空と月と花火の下」で、“RED STAGE”を締めくくった。
【セットリスト】
01.Orchestral Fantasia
02.DRAGONIA
03.WILD EYES
04.What cheer?
05.SCOOP SCOPE
06.パノラマ-Panorama-
07.Young Alive!
08.RUSH&DASH
09.夏恋模様
10.ray of change
11.リプレイマシン-custom-
12.POWER GATE
13.ハートキャッチ☆パラダイス
14.DISCOTHEQUE
15.NEXT ARCADIA
16.ETERNAL BLAZE
17.BE READY!
18.ミュステリオン
19.悦楽カメリア
20.UNCHAIN∞WORLD
21.Silent Bible
EN1.恋の抑止力-type EXCITER-
EN2.Dancing in the velvet moon
EN3.Astrogation
EN4.星空と月と花火の下
【関連リンク
水樹奈々公式サイト NANAPARTY
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MUSIC JAPAN新世紀ANISONG SP.3 附有NANA MIZUKI LIVE GAMES 2010 RED STAGE 片段
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2009年に自身初となる西武ドームでのライブを成功させた水樹奈々さんが、今年も真夏の西武ドームでライブを開催。しかも今回は、7月24日(土)・
25日(日)の2days公演にスケールアップ! 「NANA MIZUKI LIVE GAMES
2010」と題された今回のライブは、1日目“RED STAGE”と2日目“BLUE
STAGE”でセットリストを大きく変更。ゲームをイメージした映像やパフォーマンス、西武ドームならではの大掛かりなセットなど、会場を埋め尽くした
ファンを楽しませるための仕掛けがふんだんに散りばめられた、遊び心満載のライブとなったこの記事では1日目“RED STAGE”の模様をお伝えする。
ライブタイトルに“LIVE GAMES”とあるように、今回のライブは“ゲーム”がテーマ。RPGに登場するような城をイメージさせるステージ、そこから左右に半円状に延びるせり出し、さらに中央にはアリーナを縦断する花道と、その巨大なセットは圧巻の一言だ。
ライブの幕開けを告げるムービーがスクリーンに流れると、“RED
STAGE”ライブグッズの赤いTシャツやタオルを身に着け、盛り上がるための準備は万端といった様子の観客たちのボルテージは急上昇! 総立ちになっ
て、水樹さんを迎えた。ステージに現れた水樹さんは、“紫色を基調にした絢爛で妖艶な衣装で、その衣装のイメージ通りに、「Orchestral
Fantasia」、「DRAGONIA」、「WILD
EYES」といった、セクシーで大人っぽい曲が続く。最初は会場前方のメインステージに登場した水樹さんだったが、そのステージの一部が持ち上がり、その
ままアリーナ中央の花道上を移動。さらにその花道の両脇からは水が噴き上げるという、その派手な演出に、観客は度肝を抜かれていた。
「What
cheer?」ではたくさんの子供ダンサーが登場。ステージを中心に、左右に半円状に広がるステージいっぱいに並び、スケールの大きな応援歌であるこの曲
をさらに盛り上げる。さらにもう1曲、ダンサブルな「SCOOP SCOPE」、そして「パノラマ-Panorama-」を歌うと、ここで“cherry
boys”メンバーを某有名RPGのパロディ映像にのせて紹介。
次の曲のイントロが流れ始めると、スクリーンにトロッコに乗った水樹さんが映し出される。しかし一体どこに!?と観客がドーム内を見渡すと、スタンドの
通路に水樹さんの姿が。トロッコに乗ってスタンド通路をゆっくりと進みながら、「Young
Alive!」「RUSH&DASH」を歌うというこの驚きのパフォーマンスは、より多くの人と触れ合いたいと、水樹さん自身が企画したものだ。
次は少し雰囲気を変えて、しっとりと、そして切なく、「夏恋模様」、「ray of
change」、「リプレイマシン-custom-」を歌う。オープニングから熱い曲の連続で、ドームの温度は上がる一方だったが、ここでようやくクール
ダウン。しかし、ダンサー紹介の後に流れ出したイントロは……「POWER
GATE」! 会場は再び、汗が噴き出すほどの熱い空気に、一瞬で覆い尽くされた。ここで水樹さんが着ていた衣装は、花をモチーフにしたピンク色の、どこ
かで見覚えがあるもの。これは水樹さんが出演している、『ハートキャッチプリキュア!』の“キュアブロッサム”の衣装。この格好になったからには、歌うの
はもちろん「ハートキャッチ☆パラダイス」! ブロッサムやマリン、ダンサーの子供たちと一緒にダンスを踊る姿は、嬉しさでいっぱいといった様子だ。
「今度はとびきりセクシーにいきますよ?」という言葉通りに、セクシーに「DISCOTHEQUE」を歌うと、一旦ステージから姿を消す。そこでスク
リーンに映し出されたのは、水樹さんが宇宙基地から脱出を図るという、ドラマ仕立てのムービー。ラストシーンで、自らの戦闘機“ARCADIA
7”を奪還し、見事脱出を果たすと、今度はステージ上にリアル“ARCADIA 7”が登場!
“ARCADIA 7”に搭乗した水樹さんは、そのままアリーナ中央の通路を突っ切りながら、「NEXT
ARCADIA」を歌った。そしてここで、PV集「NANA
CLIPS」の新作が発売されること、その新作には2008年に新宿コマ劇場にて行われた、水樹奈々座長公演の完全版が収録されることが発表され、観客か
らは大きな歓声があがった。
いよいよライブは終盤戦に突入。「ETERNAL BLAZE」ではアリーナもスタンドもウルトラオレンジ一色に染まり、「BE
READY!」ではステージも客席も一体になってタオルを振り回す。そしてさらに激しく、「ミュステリオン」、「悦楽カメリア」、
「UNCHAIN∞WORLD」を歌うと、ライブ本編は早くも残り1曲に。
その曲は、水樹さんにとって最も大切な作品のうちのひとつ『魔法少女リリカルなのは』シリーズより、『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE-THE BATTLE OF ACES-』OPテーマの「Silent Bible」!
アンコールでは「恋の抑止力-type EXCITER-」、「Dancing in the velvet
moon」というダンスナンバーを続けて歌うと、再び“ARCADIA
7”に搭乗して、「Astrogation」を。ここでもう一つ新情報、水樹奈々座長公演の第2弾開催が決まったことを発表。前回の会場は憧れの舞台“新
宿コマ劇場”だったが、今回の会場は、水樹さんが堀越学園の入学式で初めて行った、水樹さんの原点とも言える想い出のホール“中野サンプラザ”。そんな驚
きの発表を終えると、熱い熱いライブもついにラスト1曲に。
「私の歌は冬の歌が多いんですが、最後はこの歌がいいんじゃないかと思って選びました」という「星空と月と花火の下」で、“RED STAGE”を締めくくった。
【セットリスト】
01.Orchestral Fantasia
02.DRAGONIA
03.WILD EYES
04.What cheer?
05.SCOOP SCOPE
06.パノラマ-Panorama-
07.Young Alive!
08.RUSH&DASH
09.夏恋模様
10.ray of change
11.リプレイマシン-custom-
12.POWER GATE
13.ハートキャッチ☆パラダイス
14.DISCOTHEQUE
15.NEXT ARCADIA
16.ETERNAL BLAZE
17.BE READY!
18.ミュステリオン
19.悦楽カメリア
20.UNCHAIN∞WORLD
21.Silent Bible
EN1.恋の抑止力-type EXCITER-
EN2.Dancing in the velvet moon
EN3.Astrogation
EN4.星空と月と花火の下
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anison sp3-1-HD from 20100202 on Vimeo.